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大人の発達障害

悩みや生きづらさの原因は、発達障害かもしれません

発達障害は子どもの頃からの特性ですが、大人になってから気づくこともあります。「同じミスを繰り返す」、「忘れ物が多い」、「約束の時間が守れない」など、仕事や人間関係の困難が続く中で、「もしかして…?」と感じる方も少なくありません。

日常生活の中であらわれるサイン

1. 仕事での困りごと

〇 指示を聞き漏らしやすく、ミスが多い
〇 優先順位をつけるのが苦手で、締切を守れない
〇 同時に複数の作業をこなすのが難しい
〇 人付き合いが苦手で、職場の雰囲気になじめない

2. 人間関係での悩み

〇 相手の気持ちを読み取るのが難しく、誤解されやすい
〇 会話のキャッチボールが苦手で、話しすぎたり黙り込んだりする
〇 ルールや習慣にこだわりが強く、周囲と衝突することがある

3. 日常生活での困難

〇 片付けや整理整頓が苦手で、物をよくなくす
〇 スケジュール管理ができず、大事な予定を忘れがち
〇 気になることに集中しすぎて時間を忘れる
〇 音や光、人混みなどの刺激に敏感で、疲れやすい

大人の発達障害の種類と症状

1. 注意欠如・多動症(ADHD)

〇 不注意(忘れ物・ミスが多い、話を聞き漏らす)
〇 衝動性(思ったことをすぐ口に出してしまう)
〇 多動性(落ち着きがなく、じっとしているのが苦手)

2. 自閉スペクトラム症(ASD)

〇 コミュニケーションが苦手(相手の気持ちを読み取るのが難しい)
〇 こだわりが強い(ルールや習慣を変えられるのが苦手)
〇 感覚過敏(音や光、触覚に敏感)

3. 学習障害(LD)

〇 読む・書く・計算することが極端に苦手
〇 文字をうまく書けない、計算ミスが多い

診断と治療方法

1. 診断の流れ

発達障害の診断は、問診や心理検査を通じて行います。お困りごとや生活の様子を医師と一緒に整理しながら、適切な診断を受けることが大切です。

2. 治療とサポート

■薬物療法(ADHDの場合)
→ 集中力を高めたり、衝動性を抑えるお薬を処方します。
■認知行動療法(CBT)
→ 考え方のクセを見直し、ストレス対処法を学びます。
■環境調整
→ 仕事の進め方や人間関係の工夫を学び、日常生活をスムーズにする方法をアドバイスします。
■生活リズムの改善
→ 睡眠や食事、運動を整えることで、心身の負担を減らします

ひとりで悩まず、まずは相談を

「うまくいかないのは自分の努力不足…?」と思い込んでしまう方も多いですが、適切なサポートを受けることで、より良い生活を送ることができます。当院では、大人の発達障害に関する診察や相談を受け付けています。

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