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産後うつの主な原因と症状とは?

産後うつとは?

産後うつとは、産後に発症したうつ病のことです。

発症時期は産後2~5週までが多いですが、産後という特殊な環境のため気づきにくい事があります。また、1人目の時にはならなくても、2人目、3人目の時になるということも珍しくありません。

産後うつの主な原因とは?

1. ホルモンの急激な変化

 
出産に伴い、女性ホルモンの急激な減少や、その他のホルモンの関連により、脳内モノアミンが関係し、うつ病を発症するとされています。

2. 睡眠不足と疲労

夜間の授乳などで睡眠不足が続き、心身ともに疲れ切ってしまうことで、産後うつのリスクが高まります。

3. 心境の変化

母親になることで生活が一変し、社会との疎外感や孤独感が産後うつにつながることがあります。
 

4. ご家族や周囲のサポート不足

出産後、育児や体調の変化を抱えた状態で、周囲のサポートが不足すると、ふとしたことでも自分を責めやすくなることがあります。

親や夫など身近な存在であっても、配慮の欠けた言葉をかけられたりすると、普段以上に強く、ストレスを感じ精神のバランスを崩しやすくなります。

5. 過去のうつ病経験

以前にうつ病を経験している場合、産後うつを発症する可能性が高まります。
 

産後うつの症状とは?

産後うつの症状には、下記のようなものが挙げられます

・強い不安感や絶望感
・気分の落ち込み、意欲の低下
・自分を責めてしまう
・眠れない
・食欲の変化
・きちんと育てられるのか不安
・子供をかわいいと思えない
・育てられず申し訳ないと感じてしまう

これらの症状が日常生活に支障をきたすほど強い場合には、産後うつと診断されることがあります。

産後うつの期間は?

産後うつは産後10日~1年以内くらいに起こります。

かかってしまう期間は人によりますが、数ヵ月また時に1年くらいまで及ぶこともあります。

子育てが落ちついてくると、症状が落ちつくこともありますが、同じ状態が続いたり、気分の落ちこみが激しいときは注意が必要です。

お一人で悩まずに医療機関に相談を

出産後、気分の落ち込みなどを感じ、お悩みの方は、お一人で悩まずに一度医療機関にご相談ください。授乳中であっても治療を行うことはできます。

授乳中の受診では、服薬についての不安があるかと思います。当院では、診察したうえで、服薬が望ましいと判断した場合は説明を行い、そのメリットやリスクについて納得いただいた上での服薬が可能です。

当院では、お子様を連れての来院も可能で、ベビーカーのまま診察室にも入れます。

おむつ替えや授乳のスペースはございませんのでご了承ください。

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>ママだけじゃない?パートナーも知っておきたい産後うつの基礎知識

 

 

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