発達障害

忘れ物やミスが多い、コミュニケーションがうまく取れない、提出物の期限を破ってしまう、大切なものをなくしてしまう、段取りが悪い、空気が読めないなど、ひとつひとつのことは大したことないように思える問題で、仕事や生活面に何らかの支障をきたしている人が増えてきています。
幼い頃からこういったことが頻繁に起きていた方は、生まれ持った発達の特性が関係しているかもしれません。
周りの人と違うのは自分の努力が足りないと自分を責めるのではなく、一度医師の診察を受けてみましょう。

  日常生活の中で
あらわれるサイン
  発達障害の治療

日常生活の中であらわれるサイン

忘れ物やケアレスミスが多い

人とコミュニケーションがうまく取れない

提出物の期限を守れない、段取りが悪い

貧乏ゆすりや机を指先でたたくというような癖がやめられない

仕事や会議に集中できない

会議中など、落ち着かずにそわそわしてしまう

周りに相談をせずに、衝動的に重要なことを決定してしまう

発達障害の治療

■治療には周りの人の理解が大切です。

正確な診断のために必要と判断した場合は別の機関で詳細な心理検査を受けていただきます。
その結果から薬物治療もあわせて対策を考えていきます。

暮らし方の見直し

  • 簡潔に短い支持を出してもらうことで、記憶を保持しやすくする
  • 言いたいことは時間を置き、熟考してから伝える
  • 計算や書類の作成など、苦手だと感じることは誰かに補助についてもらう
  • 「してはいけないこと」ルールを作成し、失敗したことを入れていく
  • 困った時には、自分を過信せず周りの人を頼る

生活環境の見直し

  • ポスターやテレビの音量など、集中の妨げになるものを取り除く
  • イライラした時のために、1人になれる空間を確保しておく
  • メモ帳や携帯電話のアラームなどの道具をうまく活用する
  • 予定は周りの人にも共有し、ひと声かけてもらえるようにする
  • 必要なものは置く場所を決め、必ずそこで管理する

人間関係の見直し

  • 自分の特性を説明し、面倒でも何度でも注意してもらえるように依頼する
  • 作業の締め切り期日が近くなったら、ひと声かけてもらえるように依頼する
  • 自分を過信して安請け合いせず、周りの人に相談をしてから返事をする

自分自身何が苦手かを理解し、時には人の助けを借りることも治療に重要なこととなります。
難しいと感じたことを自分で考え込むのではなく、家族や同僚、友人に相談し、手伝ってもらえるようにしましょう。

■周りに手伝ってもらうことは迷惑なことではありません。

発達障害の治療は、家族や同僚・友人の理解が必要不可欠なものであり、周りの理解がなく治療することは大変困難なことです。
周りの方に理解していただき、自分自身の問題の解決を手伝って貰うことで症状は改善されます。
「迷惑をかけるから・・・。」と1人で抱え込むのではなく、周りの人に手伝って貰いながら暮らし方や生活環境、人間関係を見直していきましょう。

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